やっぱ、昭和天皇に対するネット民の反応が面白い。

昭和天皇が戦争責任についての心中を明かした、侍従の日記がネットでちょっとバズっているんだけど、ネット民の反応が面白い。

「戦争責任のこと」昭和天皇、晩年の苦悩
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180823-00050065-yom-soci

ヤフコメなんてネトウヨの巣窟だし、どうせゴミウリがアサヒったか(死語)とか、罵詈雑言であふれかえると思いきや、そうでもなかった。






https://headlines.yahoo.co.jp/cm/main?d=20180823-00050065-yom-soci

もちろん、ネトウヨっぽいコメントもあるけど、昭和天皇に対してネガティブの反応が多いことに、微妙な空気感の変化を感じる。数年前だったら、こういうのって炎上案件だったと思うし。


また、最近ネトウヨ化が著しいはてなブックマークも似たような反応が多かった。



http://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.nikkei.com/article/DGXMZO34467630S8A820C1CR8000/

まあ、ネット世論左旋回しているのではなく、震災から7年たってオリンピックが控える中でも、既に厭世モードのようなものが芽生えつつあるのだろうか。例えば、戦争に行った兵隊と自分の境遇を重ねる感覚って、意外と最近のものである気がする。小林よしのり戦争論から20年以上だっているし、そろそろ、その効能が薄れてきてもおかしくはない。特攻隊賛美も、今ならジャップ連呼案件になるだろうし。脳内お花畑のネトウヨ的な軍師気取りが減って、一兵卒的なリアリズム感覚に覆われつつあるってことなのかもしれない。その次は、ランボー怒りの○○!まで行くのだろうか。


で、ここからは、完全に余談なのだが、『この世界の片隅に』や、糸井重里的な臭いものには蓋をする、小市民的なポジティブ系で行こうみたいな空気に偏るのかなと思いきや、意外にみんな冷静だったのかなと。一般世論はまた違うのかもしれないが、でも最近のネット世論って、右左のイデオロギーを越えたルサンチマンで煮えたぎっている感じがする。だから、ニヒリズムから転じた権威主義や、小さな成熟的なチマチマした日常生活主義すらも、言論として通用しなくなってきているんじゃないだろうか。dadaも落ち目に入ってきているし、あそこら辺のプチ・インフルエンサー的な存在も、淘汰されるモードに入っているんだろうか。


まあ、これは人のことを全く言えないけど、「ジャップ」連呼や、なんJ民のネトウヨ動画通報祭りって、明らかにネトウヨネクスト段階だし、ある意味で日本特殊論的な現象でもある気がするんだよね。