AKB48は業界の活性化に何も貢献していない

AKB48はお茶の間でも認知され始めた頃からアンチが多いという稀有なアイドルだけど、「AKB48の恩恵で他のジャンルにもパイが回る」と、AKBアンチが多そうなアニオタの中でも好意的に見る人は多かった。


しかし、AKB総選挙がテレビでも大体的に放映されるようになって、果たして日本の音楽業界は活性化したんだろうか? 現状の悲惨な状況を見るにそれは否としかいえないだろう。結局、AKBはそのグループ内だけが利する仕組みでしかない。業界全体の活性化どころか、他のジャンルの生き血すらも吸って、ぺんぺん草すら生えない不毛の荒野にしていく、いわば焼畑農業みたいなもんなのだ。


ラウド・パークが中止になったように、アイドルというガラパゴス文化圏に閉じていくだけで、ひたすら鎖国化と劣化の無限ループに突入しているのが、現下の日本の状況である。世界的なヒップホップの流行の前でさえ、(PC的に不適切だが)そこらへんの発展途上国にすら100馬身離されているのが、スカム・ジャップカルチャーであるといえる。


動物化も行くつくところまで行き着いたというか、自分の疲れた欲望と快楽を、ただ安全に慰撫してくれるようなカルチャーしか求められてないし、それに異議を突きつけるものは、ソ連方式で「あいつはこの素晴らしいクールジャパンを理解できない精神異常者だ」と、精神病院にぶち込もうとするのが、今の日本のサブカル批評である。


まあ、一番残念なのは、AKB程度を本気で前衛的なものだと信じている、ネットのサブカル批評系やスノッブや、バカアート系みたいなインテリ連中なんだけどね。未だにピュアにクールジャパンの可能性とかを信じちゃっている、真正バカのこいつらを適切に処理しなければ、10年後には何も残らなくなるだろう。