サブカルロック中年と、サブカルオタク中年の分かれ道

銀杏BOYZ峯田和伸も、すっかり個性派俳優として定着した感があるけど、でも銀杏としてデビューした頃のアンチヒーロー感とは、月とスッポンほどの差に思う。


そういえば、菊地成孔も最近映画デビューしていたけど、リリー・フランキーしかりピエール瀧しかり、何だかサブカルが個性派俳優の登竜門みたいになっている感じがある。次は、神聖かまってちゃんの、の子が役者デビューしてメジャー化するんだろうか?


まあ、瀧は別としてここまで挙げた連中、全員いけ好かないのは分かるけど、しかし、ある種のロック精神というかそういうものって案外大切なのかなって思う。例えば、唐沢俊一なんて、盗作騒動以降は見る影も無くなっているし、町山智浩とそれ以外の浅羽通明大月隆寛みたいな宝島系保守にせよ、ロック的な教養があったかなかったかで、随分と運命が枝分かれしているような気がする。


逆に、ロック的なものが欠落していた岡田斗司夫は、信者を囲い込んで自己啓発セミナーを始めるし、東浩紀のゲンロンもその流れだ。だから、賞味期限切れのオタク・サブカル知識人が、信者囲い込みビジネスを始めるのって、何かしら似たような傾向でもあるんだろうか。宇野常寛も似たようなビジネスを始めるっぽいし、岡田、東、宇野は揃いも揃ってロック的な内面を欠いているどころか馬鹿にしている。


だけど、今この状況を見るに、ロック的な教養って案外重要じゃないかってやっぱ思うんだよね。例えば、リリー・フランキー菊地成孔みたいに、ノンポリで政治系を冷笑してそうなタイプにせよ、表に出さないだけで根底では反逆心みたいなものを抱えていると思うし、それはそのまま、その人の語り口や姿勢に出てしまうものだと思う。まあ、どうでもいいけど、ロックはつぶしがきく。