既にオタクという共同体意識は希薄化している

ツイッターで#オタクモドキを許さないとかいうハッシュタグが出回ってるらしいけど、でも今のオタクにどれだけ一枚岩の結束意識があるんだろうかね?


自分が知っている限りでも、表現の自由戦士的なルサンチマンとは無縁のオタクの方がマジョリティな感じがする。だいたい、オタクだからって、みんな陵辱ものが好きだとは限らない。エロ同人的なものはコッソリと楽しむオタクの方が多いと思うし、まんがタイムきらら系とかは、エロ自体を嫌がるようなリア充オタクも多い気がする。


ラブライブとかもアニメから入ってきた層とスクフェスからとじゃ全然違う感じっぽいしね。ラブライバーアイマス勢の断絶とかも気になる。しかも今時は、真面目に深夜アニメを研究しているシャレオツなアート系の学生なんかも多いようだ。オタクが拡散していると同時に、共通感覚の喪失とアイデンティティの希薄化が静かに進行しているようである。


だから、表現の自由戦士たちがオタクの総意みたいな顔をしているのがね。だいたい、フェミがキズナアイを攻撃していることに興味のないオタクの方が圧倒的多数なんじゃないの? そもそも、総じてコミュ力の低いオタクが、隣の芝生がどうなっているかなんて気にするわけがないのだ。


むしろ、従来であれば、自分たちのコミュニティを越境してNHKに出演したこと自体を「裏切りだ」とか叩いていたんじゃないかという気がする。オタクは直ぐに自分たちとそれ以外の境界線を引いて、自分たちは外部から攻撃されていると被害者ぶるのが得意だからね。まあ、オタクだけに限らないジャップ仕草の一種って気もするけど。


結局、ネットでフェミとか叩いているオタクって、そういうオタクとしての一体感みたいな場が欲しいだけなんだろう。しかし、こうやって拗らせただけで成長しない性格の悪い高齢キモオタの介護をどうしていくか、真面目に考えないといけない時代が到来したんだから辛い話である。