ギロチン

F@CK ポストモダン

ぐんま17!

youtuberはほぼ興味ないけど、唯一gunma17だけはずっと見ている。車やバイクなどをいじるDIY系を中心とした動画なんだけど、他のDIY系の動画と比べても、編集技術やBGMの選曲のセンスが圧倒的にいい。間違ってもゆっくりが喋ることはないし、アニソンがかかることもなければ、美少女vtuberも出てこない。


まあ、非オタク的な空間が非常に居心地がいいのだけれど、あざとさのないフラットな雰囲気って、日本のyoutuberにはなかなかいないように思う。決して技術力があるってわけじゃないんだけど、でも作るもののセンスがいいし、群馬の田舎から発信しているのに、だらしない田舎っぽさを見せないところもカッコイイ。


サブカル批評的な文脈だと、地方-郊外-田舎に対するルサンチマンの裏返しとしての豊かな日常のように語られがちだけど、gunma17にはそういうネガティブな要素は感じられない。


元ヤンの友達が多いらしいのに、ヤンキーやオタクとか悪い意味での日本的なセンスの匂いがなくて、主にディスカバリーチャンネルDIY系バラエティとか、アメコミ映画や洋楽などからの引き出しで作っているのがいい。しかも、全然嫌味っぽさがない。


だからセンスの重要さを、あらためて感じさせてくれたような気がする。今ってネットのコミュニケーション同調圧力に引っ張られて、個人がなかなかセンスだけで勝負するのが難しいし、それを意識しすぎて変な方向にいっちゃう事例が多い。


それと、地方を半ば自虐的に自己言及していくのではなく、むしろ日常をある種のファンタジー化していくようなところとかは、ゆるふわギャングのRyugo Ishida(茨城の土浦出身)とも通じるところがある気がする。まあ、地方のリアリズムなんて言っているのは、一部のインテリ評論界隈だけなんだろうけど。



山の中でCDI飛んで半日歩く

死んだバイクをスクラップでリユース (Reuse) する