じゃあ、彼らが一度でも他者の主張を尊重したことがあるんだろうか?

ある種の文系サブカルの方々は、「敵と味方に隔てるな!」という使い古された常套句が大好きである。いっけん、正論に見えてしまうけど、しかしこのクリシェを多様する奴ほど、自分と異なる意見の人間に対して攻撃的だったり、先殴りして相手を嘲笑する言動を取るケースが多い感じがする。


まあ、本当に敵と味方を隔てたくないのであれば、ネトウヨやネトサヨとも、極論の持ち主とも、友好関係を結ぶべきだと思うのであるが、そういう者は、積極的に嗤いものにしてよいという、実質的な敵認定が認められることが多いようだ。それこそ、相手が「左翼っぽければ」、また「陰キャ」っぽければ、茶化して弄ってもよいという倫理基準が一部に存在するようである。


だから、己のコミュニケーション能力不足を認識できずに噴き上がっているキモオタは、半笑いで弄ってもよいのであり、また、ひと目で左翼っぽいとわかる奴は、それだけで聞く耳をもたずに羽交い締めにしてもいいってわけなのである。だが、残念なことに、そういう矛盾した態度が、物分りのよさを自称するインテリの中で広くみられる。


こういう矛盾に陥らないためにも、普段から己の立ち位置を明確に打ち出しておくべきだと思うのだが、自分を基準にして敵にも味方にも片足を突っ込んでおこうとするあまり、中途半端になりがちな人はいる。そういう人ほど、その瞬間に吹く風で、どちらにも乗っかろうとする、天の邪鬼タイプじゃないかと見受けられるけど。まあ、単刀直入に言えば、スネ夫ってことである。しかし、現実でも、スネ夫ほど大物を気取りたがるけど、実際は小心者の卑しい奴で、本人からもその卑屈な雰囲気を完全には払拭できずにどこかで滲み出てしまうものだ。しかし、いくら敵を作らなかろうと味方を作ろうとも、自ずと立ち位置は決まっていくのであり、己は誰の味方でも敵でもないと嘘はつけても、その狭まれた位置を飛び越えるのは簡単でなくなる。


まあ、敵と味方を隔てるナー!とか言っている奴に限り、自分より弱い相手にだけケンカを仕掛けてオレは強いんだぞ~!!って、無知で知的コンプレックスに塗れた相手にアピールしまくり信者を獲得していく感じが、ツイッター全般で見られるけどね。でも、クリボーやノコノコを倒しまくって1UPは稼ぎまくるけど、クッパまでは辿り着こうとしないという。けど、今どきのオタク系インテリ知識人なんて、みんなそんな感じだよな。絶対に勝ち目のない強者は相手にしないけど、相対的な弱者を相手に「表現のジユウガー」「サイキョウノジャクシャガー」とかタコ殴りして、言論で勝った気になっているという。まあ、ネトウヨですらアンチ安倍化しているこのご時勢に、弱者へのマウンティングと、強者への忖度しか出来ないのが、クラスタ無関係に日本のオタク系論客全般の傾向であるとみえる。